新幹線の13号車、14号車、15号車、16号車は他の車両に比べて利用者が少ないことが一般的です。
その背景には複数の理由が存在しています。
この記事では、これらの車両がなぜ空席が多いのかについて詳しく説明し、どの車両が特におすすめかをご紹介します。
- 新幹線の14号車から16号車が空いている理由
- 新幹線14号車から16号車で過ごす、静かな旅行
- 新幹線の13号車が空いているのはなぜ?
- 新幹線で最もおすすめの車両はどこ?イチオシの席を紹介!
新幹線の14号車から16号車が空いている理由
新幹線の14号車から16号車は、他の車両と比べて乗客が少ないことが多いです。この主な理由は、これらの車両が改札から遠く、乗り降りに時間がかかるためです。
帰りの新幹線。
ぼちぼち埋まってきたからそろそろ取ろうと思って。
座席表を見たら14.15.16号車が空いてる。いつも空いてるから
単純に喫煙ルーム近いし、前の方は怖いイメージだから人気ないのかなと思ってたんだけど、、、どうやら
駅の改札や階段から遠いのが不人気の理由らしい。なるほど
— あねこのいつめし|パパっとおいしいズボラ飯 (@aneko_meshi) December 17, 2023
多くの乗客はアクセスが便利な車両を好んで選びますが、14号車から16号車はそうした便利な位置にないため選ばれにくいのです。
新幹線の長さは約400メートルにも及び、これは東京駅から有楽町駅の距離とほぼ同じです。特に、12号車付近にエスカレーターや階段がある場合、そこから16号車まで約100メートルも離れています。
普通の歩行速度で秒速1メートルとすると、この距離を歩くのに約100秒(1分40秒)が必要です。
アクセスの不便さから、頻繁に新幹線を利用する人は距離が遠い16号車を避けることが多く、結果としてこの部分に空席が出やすくなっています。
新幹線14号車から16号車で過ごす、静かな旅行
新幹線での穏やかで静かな旅を求める方には、14号車から16号車がおすすめです。これらの車両は他の車両に比べて乗客が少なく、静かで広々とした環境が保たれています。
長距離の移動やビジネスでの利用に適しており、作業をしたり、読書や睡眠を取るなど、個人の時間を静かに過ごすのに最適です。
週末や休日に人混みを避けたい時も、これらの車両はリラックスできる空間を提供します。空席が多いので、隣に他の乗客が座ることが少なく、プライバシーも守りやすいです。
少ない荷物で、ゆったりとした旅を楽しみたい時にもぴったりです。ただし、乗る列車や日によって空席状況が異なるため、事前の確認が必要です。
修学旅行の時期は13,14,15,16号車は賑やか
修学旅行では、13,14,15,16号車が使われることが多いです。修学旅行の時期は、主に5月、10月、11月が多いため、静かに旅行したい方は、このシーズンは13,14,15,16号車は避けましょう。席が空いていないことが多いです。
新幹線なう。14号車と13号車に高校生が団体でいた。修学旅行??どこ行かれるのかな pic.twitter.com/0SJiDRVJup
— すぎさん (@sugi3main) January 21, 2023
出張で新幹線乗ったら13,14,15号車全部修学旅行生で、取った席が教員と教員の間で草だし同行して写真撮るカメラマンが周遊してるし喫煙所はめっちゃ空いてる
— ナユタ (@10_60jyou) November 13, 2023
15号車に乗りたかったけど高校生の修学旅行が14〜16号車独占で13号車。
広島まで4時間の新幹線。
おにぎりとビールで朝食。 pic.twitter.com/90M1wN5pjV— なべよこ (@tk6348) December 9, 2022
新幹線の13号車が空いているのはなぜ?
ここでは、特に13号車が空いている理由について解説します。14~16号車と同じ理由もありますが、文化的な理由は13号車は他とは異なります。
1. 号車番号に関連する文化的・心理的要因
一部の文化圏や人々にとって、「13」という数字は不吉とされることがあります。
これは、特に西洋文化で根強い迷信であり、日本でもその影響を受ける人々がいるかもしれません。そのため、「13号車」を避ける人が少なからず存在する可能性があり、結果として13号車が他の車両に比べて空いていることがあります。
欧米では、ホテルや高層ビルで13階が存在しないことがあります。西洋文化では、13は不完全さを象徴する数字とする迷信があります。またキリスト教における「最後の晩餐」で13人目の参加者がキリストを裏切ったユダであることから、13が避けられがちです。
2. 車両の配置と利便性の関係
新幹線の編成によっては、13号車は列車の中ほどに位置することが多いです。
これは駅のエスカレーターや出入口から少し離れており、急いでいる乗客や荷物が多い乗客にとっては利便性が低いと感じられるかもしれません。そのため、前後の車両に比べて乗客数が少なくなることがあります。
3. 自由席や指定席との関係
新幹線では指定席と自由席のエリアが区分されています。
13号車が指定席エリアに含まれる場合、自由席を好む人が避ける傾向があり、その結果、比較的空いていることがあります。また、利用者の動向として、自由席の混雑を避けるために最前列や最後列の指定席が選ばれることが多いため、13号車のように中間に位置する指定席は空いていることが多いです。
4. 利用者の選択基準
ビジネス利用者や頻繁に新幹線を利用する人々は、乗降のスムーズさや利便性を優先し、特定の号車(特に先頭や最後尾)を選ぶ傾向があります。そのため、中央付近に位置する13号車は、あまり選ばれない場合があります。
新幹線で最もおすすめの車両はどこ?イチオシの席を紹介!
新幹線でのおすすめ席を一つ選ぶなら、「11号車のE列、東京側」が最適です。
この席は駅の階段やエスカレーターに近く、乗り降りが非常にスムーズにできるため、移動が格段に楽になります。
E列は山側に位置しており、窓外には富士山や掛川城など、壮大な景色を楽しむことができます。また、この席にはコンセントが完備されており、長旅でも電子機器のバッテリーを気にする必要がありません。
また、新幹線の11号車は、静かでゆったりとした雰囲気の時が多いです。この車両は他の一般車両に比べて乗客数が少ないのが特徴だからです。
具体的には、車椅子を使用される方を考慮した設計が施されており、広いトイレや多目的室を備えています。その結果、座席数が少なくなっており、広々とした空間を提供しています。そのため、11号車は人が少なく、静かな環境で過ごせることが多いです。
一方で、小さいお子さんや障害をお持ちの方などが利用されることもありますので、マナーを守って利用しましょう。
トイレへのアクセスも良好であるため、よく利用する方にも便利です。
これらの利点から、「11号車のE列、東京側」を特に推薦します。
【まとめ】
新幹線の14号車から16号車が空席になりやすいのは、それらが改札から遠いためです。
もし荷物が少なく、リラックスした旅を望むなら、これらの車両の選択も良いでしょう。次の旅行で14号車から16号車を選ぶと、より快適な新幹線の旅が期待できます。
静かな移動を望むのなら、修学旅行の時期は避けることも忘れずに。
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